💡こんな人におすすめ
- JPYC Prepaidを利用する際のガス代について知りたい方
- ガス代を節約する方法を知りたい方
- ネットワークごとのガス代の違いを理解したい方
JPYC Prepaidを利用するときには「ガス代」が必要になります。
このガス代とは何か、どのように計算されるのか、詳しく見ていきましょう。
もくじ
ガス代は、ネットワークを運用するための燃料である。
ガス代とは、簡単に言えばブロックチェーンにおける手数料のことです。
例えば、銀行のATMを利用すると手数料がかかるように、ブロックチェーン上で取引(送金やスワップなど)を行う際にも手数料が必要になります。
これを「ガス代」と呼びます。
ガス代として使えるトークンは、ネットワークごとに違う!?
銀行のATM手数料は日本円で支払いますが、ブロックチェーンの世界では、ネットワークごとに特定のトークンでガス代を支払う必要があります。
ネットワーク | ガス代として使えるトークン |
Ethereum | ETH(イーサリアム) |
Polygon | POL |
Avalanche | AVAX |
Astar | ASTR |
Gnosis | xDai |
Shiden | SDN |
例えば、Ethereumネットワークの場合、イーサリアム(ETH)がガス代として必要です。
ネットワークごとに異なるトークンを事前に用意しておく必要があるので注意しましょう。
ガス代の計算方法
ガス代は次の計算式で求められます。
手数料の合計 = ガス限度額 ×(基本手数料+優先手数料)
- ガス限度額(gwei):取引により消費されるガス代の上限
- 基本手数料(gwei):ブロックチェーンに取引を記録するための手数料(混雑状況で変動)
- 優先手数料(gwei):取引を優先して処理してもらうためのチップ(追加で支払うもの)
例えば、トークンを送信するときにガス限度額が21,000 gweiで、基本手数料が10 gwei、優先手数料が2 gweiの場合:
支払うガス代 = 21,000 ×(10+2)= 252,000 gwei(0.000252 ETH)
※ 1 gwei(ギガウェイ)= 0.000000001 ETH
ガス代を抑えるには?
ガス代を低くするには、基本手数料が低いタイミングで取引するのがポイントです。
基本手数料は、ブロックチェーンの混雑状況によって変動します。混雑していると高くなり、空いていると安くなるため、手数料が高騰していない時間帯を狙うのが良いでしょう。
また、処理に時間がかかっても良い場合は、優先手数料を低く設定し、時間をかけて取引が処理されるのを待つのも一つの方法です。
ガス代はブロックチェーンの取引には欠かせないものです。どのネットワークで取引するのか、どのトークンが必要なのかを事前に確認し、できるだけガス代を抑えて取引しましょう!